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上手な弁護士の利用法

その1.『 紛争の予防 』 - 早めの相談 -

法律的なトラブルも体のトラブル(病気)と同じです。
予防と早期発見、早期治療がベストです。

つまり、トラブルが生じたら、あるいは、生じる可能性があれば、すぐに弁護士に相談すること
その方が、有効な対策を立てやすいし、トラブルを未然に防ぐことも可能です。
コストも(訴訟等をする場合に比べて)はるかに安く片付きます(相談料だけであれば、1案件について1〜2万円で済みます)。

この意味で、多くの方は誤解しておられます。
「弁護士には何か起こってから相談するもの」と。
そうではないのです。「何も起こらないように弁護士に相談する」のです。

その2.『 弁護士の選択 』 - いい弁護士の見分け方 -

弁護士を知っている人に紹介してもらう方法が安心かもしれません。
いわゆるクチコミは結構真実を反映するものです。
そうは言っても、弁護士の知り合いもなく、また、どれくらいの費用がかかるかもわからない、という方が多いかもしれません。

弁護士の知り合いがない方も、今は、各地の弁護士会自治体での有料、無料の法律相談が充実しておりますので、これらを利用されれば弁護士を見つけることができます。

最近は弁護士も広告が解禁となっていますので、いろいろな媒体で弁護士を捜すことができるでしょう。
たまたまこのホームページを見ていただいている方は、よければ私に相談してください。

その3.『 遠慮は無用 』 - 弁護士の敷居は高くない -

さて、悩みつつも弁護士に相談できずにぐずぐずしているうちにトラブルが現実のものになって、とうとう自分では解決できなくなった場合。
あまり悩まずに弁護士の事務所を訪ねるべきです。

それでは、どんな事例であれば弁護士に相談できて、弁護士から適切なアドバイスをもらえるか、これは一概に説明できないのですが、少しでも法律がからむと思えば、弁護士に相談して下さい。

弁護士は、相談者の話を聞いて、問題点がどこにあるのかを適切に掴むことができます。
そして、その問題に対して法律的な解決ができるのか、それとも他の手段のほうが良いのか、また、法的手段の中でもどの方法を取るのがその事例に最適であるのか、また、法的手段をとった場合のメリット・デメリットや解決の見通し(いわゆる「落としどころ」)、そういった点について、弁護士は判断して方針を示すことができます。

その4.『 信頼関係の構築 』 - あなたも人、弁護士も人 -

いざ弁護士事務所に足を運んだ場合、皆さんひどく緊張されるようです。
病院でこれから医師に診察される時、私も緊張しますから、同じようなものかもしれませんね。

弁護士に事件を依頼するには、両者の間に信頼関係がなければなりません
もちろん初めて会った弁護士に対していきなり100%の信頼関係を持つということはあり得ず、仕事を通して信頼関係を形成していくしかないのですが、この信頼関係を作るベースには、フィーリングと言いますか、人間同士の相性の問題があります。

弁護士にもいろいろなタイプがあります。
真面目な学級肌もあれば、いかにも弁舌が立ちそうなタイプもあり、言い分をじっくり聞いて慎重に物を言う人もあれば、最後まで聞かずに、私に任せておきなさい、悪いようにはせんから、と自信たっぷりに物を言う親分肌の人もあり、必要以上におしゃべりで、いろいろと教えてくれる人もあり、要点はきちっと説明してくれるけれど、その他のことには寡黙である人もあり、正にさまざまです。
ですから、弁護士と依頼者の相性が合わないと、信頼関係が形成されず、お互いにギクシャクした関係が続くことになります。
これは是非とも避けなければなりません。

因みに私はどのタイプか?と言いますと、学級肌でも親分肌でもなく、弁舌も立ちません。
強いて言えば、言い分をじっくり聞いて慎重に物を言うタイプでしょうか・・

その5.『 弁護士とのつきあい方 』 - 隠し事はしないように -

依頼しようとする弁護士に信頼感を持てるのであれば、事件に関して、自分に都合の悪い部分も含めて、できるだけ隠し事をしないようにして下さい。

弁護士は依頼者に関してできるだけ正確な情報を知っているほうが、事件に対する対処法や見通しを適切に行うことができ、また、相手方から思わぬ不利な事実関係を出されて後で困る、といった事態を避けることができます。

それと同時に、自分が依頼した弁護士には、聞きたいことや疑問点があれば、遠慮をせずに聞くようにしたほうが良いと思います。
弁護士のタイプによっては(特にある程度のご年配の弁護士の方にやや多いかもしれませんが)、依頼者があれこれと弁護士に対して質問したり疑問を提示したりするのを嫌がる方もありますが、私はこれは間違った態度だと思います。

最近は、若い弁護士も増えてきており、また、私を含めた中年以上の年代の弁護士も、最近はやりの説明責任や民主的な考え方を身につけておりますので、依頼者の疑問に思っていることが正当なことであれば、きちんとそれに対して答える義務があると思っていますし、そのように対応する弁護士が多いと思います。

 
               2011年10月にフランス巡りをしました。

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